暑い...!!脱水症状について( T_T)?(^-^ )
2014年6月 3日
加齢に伴い脱水症になりやすいと言われますがそれは加齢による活動量の低下により高齢者は筋肉量が低下してしまうからだといわれています。筋肉は体でもっとも多くの体液を含んでいる場所であり筋肉量の減少は体液の減少に直結し、脱水症のリスクを高めてしまうというわけです。さらに、加齢に伴い、口渇中枢の機能が下がり、体液が減少しても喉の渇きを自覚しにくくなってしまいます。「喉が渇いていない」のではなく、「渇いているのがわかりにくくなる」ことから、水分摂取が遅れがちになってしまい脱水の原因となるわけです。さらに、加齢とともに腎機能が低下するため、水分や電解質が失われて脱水症のリスクを高めてしまうという原因もあります。
『こまめに水分摂取をしてください!!』
これが大事!!
水分摂取は飲み物だけではなく、食べ物からも1日1,000mlほどの水分と電解質を摂取しています。加齢で食が細くなったり、食べ物を飲み込む「嚥下機能」が低下したりすると、全体的な食事量が減り、水分と電解質が不足しやすくなります。
高齢者の場合、精神的なストレスでも食欲が低下しやすいため、注意が必要であり、また、本人が夜間などに頻繁にトイレに行くことを嫌がったり、介護者に気を使ったりした結果、水分摂取を制限しまう場合があります。これでは、脱水症のリスクは上がりますよね。なお、この方々は利尿作用を持つ治療薬を高血圧や心不全のために内服している方によくみられます。
やっぱり...1番大切なことは水分摂取なのです!
適切な水分摂取の取り方としては、
1日の水分摂取量が500ml以下であれば、いつ脱水になってもおかしくない状態でありますので私たちにとって必要な水分量は、1日2.5Lくらいをこまめに摂取すること。この量には食事から摂取する水分も含まれているので、食事以外に摂取すべき水分の目安は1Lくらいになります。
温度調整も仕方も大切です。温度や湿度が高いと、発汗量が増え、体温も上昇します。
特に高齢者の場合は、家の中が暑いにもかかわらず、エアコンを使用していないということが度々あります。それは、温度に関する感覚が低下していたり、末梢循環が低下し、エアコンをつけると足先などが冷えてしまうとが要因として考えられます。
エアコンを適度に利用し、それでも嫌な場合は窓を開けて風通しをよくし、扇風機を利用して環境整備に気をつけてあげることが必要です。
これからますます暑くなります(。-_-。)
みなさん、外出先でもすぐに水分摂取できるよう、お茶や水を持ち歩き、口渇がなくても適度に摂るように心がけましょう。