65歳過ぎたら肺炎予防(・Д・)ノ
2013年11月 5日
肺炎は、日本人の死因第3位なことをご存知でしょうか?
しかも、肺炎により亡くなる方の95%以上は、65歳以上の方なのです。
まずは、肺炎の原因菌となる細菌やウイルスが体に入り込まないようにすることが大切です。
毎日の感染予防として、手洗い、うがい、マスクの着用、歯磨きで口の中を清潔にする、誤嚥を防ぐなどがあります。
そして、規則正しい生活をして体の免疫力を高めることも大切です。
さらに、肺炎球菌ワクチンを受ける!!
肺炎の症状は、風邪の症状に似ていることも多く、「発熱・咳・痰・息苦しさ・胸の痛み」などがあります。これらの症状でつらい場合は、できるだけ早めに病院で診察を受けましょう。ただし、すべての方にこれらの症状が出るとは限りません。年齢があがるほど、「熱もない、咳も出ない、なのに倦怠感が続く」「疲労感があり食欲がわかない」など、症状がわかりづらい場合が多いとされています。たとえ肺炎らしい症状が出ていなくても、また出ていても軽いからといって、そのままにしてはいけません。長引くようであれば必ず受診してください。
また、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを接種していてもほかの病原菌などにより肺炎が起きることもありますので、症状がある、もしくは不調を感じる場合には、やはり受診してください。
まだ接種されておられない方は、この時期はまずはインフルエンザワクチンを接種してから1週間後、肺炎球菌ワクチンを接種することをお勧めします。お気軽に医師にご相談くださいませ。
個人の健康状態によって異なりますが、肺炎球菌ワクチンの免疫(抗体)は、5年以上持続するといわれています。
『肺炎はもう他人事じゃない。元気な今こそ予防です!』