腰もだけど...足も痛いし痺れる方へ(´Д` )

2014年3月10日

腰椎は5個の椎骨からなり、二足歩行の私たちには、上半身を支える脊柱のなかでも最も大きな荷重を受けもちます。可動性も大きいため、椎間板の障害を起こしやすい部位です。腰椎椎間板ヘルニアは椎間板・線維輪に亀裂が入って、内部の髄核が脱出して神経組織を圧迫した状態です。 初期には腰痛が出現し、その後片側の足の痛みや痺れが出現します。 腰痛に続いておしりや太ももからふくらはぎにかけて電気の走るような痛みや痺れが加わってくることが多く、ほとんどは片側性です。 診察所見と画像所見が一致して初めて診断がつきます。 まず、医師がみなさんの症状を聞き、足の力を診察します。画像所見ではX線検査を行いますが、X線検査のみではヘルニアの診断は不可能で、医師の判断でMRIの検査をお勧めします。 治療は進行性の麻痺症状がある場合を除き、保存療法を行います。 保存療法はまずはベッド上安静からコルセット装着による安静があります。 薬物療法としては、消炎鎮痛薬で疼痛軽減させます。さらに疼痛が激しい場合は、硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの注射療法があります。 まず、痛い時には、楽な姿勢で安静にすること、つまり、体を動かさない様にすることが1番大切なんです。 「痛み止めは胃に悪いから飲みたくない(>人<;)」確かに、原因を治さないで、痛みだけを感じさせなくするような治療は根本的治療にならないと思いがちですが、医師が処方するいわゆる痛み止めは消炎鎮痛剤で、炎症を抑える効果も持っているのです。その炎症を抑えるということは炎症を抑えヘルニアの自然吸収を待つという目的があります。 ヘルニアが自然吸収するって?!そうなれば、すごくラッキーですよね(^-^)/ 理学療法としては、医師の指示のもと、腰部の牽引、干渉波など、まつかクリニックでのリハビリを行います。 しかし、保存的治療を開始し数ヶ月経っても痛み、痺れ、筋力低下が改善されず、日常生活に支障があるとき、我慢できない強い痛みのために日常生活が著しく制限されるとき、さらには尿意がわからなく失禁したり、肛門の締りが悪くなったとき(膀胱直腸障害)には、緊急手術の適応となります。 『腰が痛い』だけではなく、『おしりが痛い』『足が痛い』『足が痺れる』そんな症状でお悩みの方は一度、まつかクリニックを受診してみてください。 早期発見でなるべく手術は避けるようフォローさせて頂きます*・。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

まつかクリニック

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